ソフトウェア特許の最前線 : ビジネス方法の特許について
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概要
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デイジタル・グローバル・ネットワークの時代を迎え、ソフトウェアの重要性がますます増大している。そしてインターネットの発展により電子商取引が現実化しつつある。この技術と事業の急速な進展を支える社会的基盤の一つに、知的財産権制度、とりわけ特許制度があるが、果たして適切な対応が図られているであろうか? ソフトウエアの中核をなすコンピュータ・プログラムの特許保護についての最近の各国の動向を概観し、ビジネス方法に関する新しいアイデアを特許することに踏み切った米国の現状と日本等における検討の状況について概観し、ソフトウエア関連発明の特許の問題点と今後の対応について考えてみたい。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1999-08-27