ネットワーク上の個人情報保護について : アメリカ型アプローチの検討
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概要
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本報告では、ネットワーク上の個人情報保護のあり方に関して、我が国と同様に、自主規制によるアプローチを採用したアメリカの事例について検討する。そこでは、まず初めに、この自主規制アプローチが、どのような背景の下に形成され、また、このアプローチを実効あらしめるための政府(特にアメリカ連邦取引委員会)及び産業界の活動を概観する。 そのうえで、このアプローチに対するEUの批判から、このアプローチの問題点を指摘し、オンライン上の個人情報保護に関するより効果的なアプローチのあり方について私見を提示する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1999-08-27