米国の暗号技術輸出規制の変遷と展望
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概要
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先進国の多くは強い暗号技術製品の輸出を規制している。米国では従来、鍵長が40ビットを超える暗号については厳しい輸出規制を行ってきたが、1995年以来、連邦政府は数度にわたり暗号技術製品輸出規制の緩和策を発表してきた。その結果、少しずつではあるが、規制は緩和されつつある。先進国の暗号技術輸出規制は、ワッセナー・アレンジメントに準じて行われているが、1998年12月にオーストリアのウィーンで開催された会議において、鍵長が64ビットを超える暗号については規制の対象とすることが決定された。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1999-01-30
著者
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