「レコード産業における音源データベースとネットワーク流通」
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概要
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近年のコンテンツのデジタル流通技術の発達と大衆化は、レコード産業を取り巻く環境に大きな影響を及ぼしている。(社)日本レコード協会とその会員レコード会社は、デジタル流通時代における音楽文化の発展と維持を図るため、総合的な音楽データベースを構築し、音源など各種データをネットワーク上でも流通することを検討してきた。その現在の構想と実現に向けた実証実験の計画について述べ、レコード産業の考えるレコードのデジタル流通の将来像に言及する。また、このデ-タベースにおける検索IDコードとして使用される「ISRC」についても、そのシステムと実践の現状を解説する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1998-09-19