次世代の米国政府標準暗号AESを巡る動向について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
近年、コンピューター処理能力向上に伴ってDESの安全性が徐々に低下しており、より安全性の高い共通鍵暗号の標準化が必要との認識が強まっている。こうした中、米国政府は、1997年1月に次世代の米国政府標準暗号AESのアルゴリズムを公募によって選定する方針を発表した。現在、NISTは、15のAES候補アルゴリズムの分析・評価を行っており、2000年中にもAESのアルゴリズムが決定される見通しとなっている。本稿では、AESの標準化が開始されるに至った経緯や、最近のAESの標準化を巡る動きについて説明する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1999-03-05
著者
関連論文
- 6.バイオメトリクス認証の実用におけるぜい弱性と対策(バイオメトリクスセキュリティの実用化最前線)
- 人工物メトリック・システムにおける攻撃者の資源に基づく耐クローン性の評価について(セキュリティ関係,一般)
- メディア工学(メディア情報,映像情報メディア年報)
- 人工物メトリクスの評価における現状と課題
- 金融分野における暗号アルゴリズムの2010年問題について
- 人工物メトリック・システムにおける攻撃者の資源に基づく耐クローン性の評価について(セキュリティ関係,一般)
- 人工物メトリック・システムにおける攻撃者の資源に基づく耐クローン性の評価について(セキュリティ関係,一般)
- 人工物メトリック・システムにおける耐クローン性について : どのように耐クローン性を評価するか
- 人工物メトリック・システムにおける耐クローン性について : どのように耐クローン性を評価するか
- タイムスタンププロトコルCuculusとPKITSの安全性に関する一考察
- 2 生体検知技術(4.脆弱性の解消に向けた最新対策技術の動向,バイオメトリック認証システム)
- 次世代の米国政府標準暗号AESを巡る動向について
- 次世代の米国政府標準暗号AESの動向
- 実行ハードウェア確認タグ付きディジタル署名方式
- 実行ハードウェア確認タグ付きディジタル署名方式
- 生体認証システムにおける脆弱性について:身体的特徴の偽造に関する脆弱性を中心に
- 可用性および安全性の観点からみた各タイムスタンプ方式間の関係(電子社会に向けたコンピュータセキュリティ技術)
- タイムスタンプ方式の検証手続の可用性による分類
- タイムスタンプ方式における10の安全性クラス
- タイムスタンプ方式における10の安全性クラス
- 時刻・証拠付タイムスタンプの安全性と検証情報管理コスト
- 時刻・証拠付タイムスタンプの安全性と検証情報管理コスト