葉の輪郭の形状の構造的特徴を用いた葉の形状の分類法
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概要
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葉の形状の定量的分類法は、葉の形状を索引とする植物のデータベースを利用した新しい種の発見、生態調査、教育用システム等に応用できる。今まで葉の形状の大まかな特徴のみを捉えて比較し分類する方法が提案されて来たが、葉の形状は複雑でばらつきが大きいので、構造的に似通った葉の形状同士ではうまく分類が出来なかった。本論文では葉の形状の複雑性とばらつきを効率良く扱う為の葉の輪郭の形状の構造的特徴を用いた葉の形状の分類法を提案する。葉の形状の階層的構成要素を検出正規化しそれらを独立に記述する事で、各構成要素のばらつきが形状の記述に与える影響を小さくし、より詳細な形状特徴も分類に使用する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2000-01-20