小出郷の電子自治体への取組み(構想)(招待講演2)
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概要
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新潟県の南東部に位置する小出郷地域では、2003年4月より過疎地域の情報格差を是正するための「地域情報化基盤整備事業」に着手した。日本の高齢化社会が深刻な問題として取だたされているが、小出郷地域では日本の老齢人口割合の値を10年以上前より現実のものとしている老齢先進地である。一般的に情報弱者と呼ばれる高齢者が人口の四分の1を締め、更に増加することが推測される社会では、生産人口に与える負担を少しでも減少させ、自立した地域社会、地域経済を形成する為にも、これからの情報化の取組みは高齢者への対応を避けて通る事ができない最重要課題である。住民ニーズと地域特性を活かした新たな情報政策を提案する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2003-09-27