TLS(Three Line Sensor)を用いた三次元建物データ構築手法の開発(オーガナイズドセッション(1) : 街の計測とモデリング)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
航空写真を用いた写真測量は,密集都市部における三次元建物データを構築していくうえで,効果的な手法である.特に,高解像度画像を用いることで,建物データを抽出するために十分な情報を得ることが可能である.しかし,三次元データ構築の自動化の成功率は高くない.しかしながら,高解像度画像と補助データを組み合わせることで,この成功率を改善できる可能性がある.本研究では,超高解像度画像であるThree Line Sensor(TLS)画像を主データ,LIDARデータと既存地図を補助データとして用いた,データ統合型の三次元建物データ自動構築手法を開発した.結果として,低い解像度の二次元建物形状データを,超高解像度画像を用いることで,テクスチャを伴った三次元建物データヘ,自動的にリファインすることが可能になった.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2004-01-22
著者
関連論文
- 「適合度」最適化による時空間内挿手法の開発
- 地理空間情報活用推進基本法が成立
- 確率ミクセルモデルに基づいたスペクトル特性ならびに被覆混合比推定手法
- TLS(Three Line Sensor)を用いた三次元建物データ構築手法の開発(オーガナイズドセッション(1) : 街の計測とモデリング)
- 3Dプロファイラスキャニングデータによる考古実測図の作成 : レバノン共和国ティール市ラマリ遺跡発掘調査における3Dデータから
- レーザレンジスキャナとCCDカメラを併用した3次元都市空間の地上計測システムの開発
- レーザレンジファインダーとCCDカメラを併用した3次元都市空間データ収集システム
- 1. 陸域観測技術衛星(ALOS)の構想とその背景
- 1A2-E12 ステレオカメラを搭載した無人ヘリコプタによる3次元計測
- LiDAR VRによる高速な点群データ補間法
- 複数システム混合シームレス測位シームレス測位実験項目1 : システム間干渉
- 多様なシステムを用いたシームレス測位 : シームレス測位実験概要
- ステレオカメラを用いた流動土砂面の点群データ取得
- 被災地の情報把握のためのコンテキストベースド逆ジオコーディング
- 平面形状を対象とした連続視点三次元データの合成
- 2-111 ジオインフォマティクスを理解するためのワークショップ型授業((02)専門科目の講義・演習-II,口頭発表)
- 赤外線データ通信タグを使用した歩行者ナビゲーションのための屋内測位システムの開発