体外式ペースメーカにおけるイミュニティチェッカーの製作と検討
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概要
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JIS T1356「体外式心臓ペースメーカ」(1989年制定)には体外式ペースメーカの性能試験の項目が定められており,(1)パルスレート,(2)パルス幅,(3)パルス振幅,(4)同期感度,(5)抑制形の交流障害の排除,(6)同期形の不応期,(7)除細動器に対する保護の7項目がある(ただしこれはペースメーカ点検時にしなければならない項目ではない).われわれは,使用後点検としてこのうち試験(1)から試験(4)に基づいた点検を行っている.性能試験(5)の"抑制形の交流障害の排除"は,EMI(Electromagnetic interference:電磁波障害)対策として抑制型ペースメーカにおけるイミュニティ(妨害波排除能力)を確認するための試験である(この試験は,心臓ペースメーカ基準 <昭和51年旧厚生省告示第101号,42条基準> に基づいた抑制型のペースメーカにおけるイミュニティを確認するものであって,2002年に制定されたJIS T0601-1-2におけるイミュニティの試験を網羅しているわけではない).
- 2005-06-01
著者
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