金属系複合材の研究 : 軽量外装材の開発
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概要
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外壁を二重にする二重壁工法は、外壁の意匠性・断熱性・耐久性を高めるのに有効である。躯体外壁を金属パネルなどに外皮で二重壁として設計することで、意匠や機能など、時代により変化する要求に対応でき、合理的なビルライフ管理が可能になり、躯体の自然劣化も防止できる。その反面、外装材自重により外壁表皮部、特にアンカー打ち込み部の耐震モーメント負荷が品質面の課題となる。ここでは、アルミ積層複合材を用いたカットパネルによる二重壁工法への適用を検討し、1)軽量化 2)平面性を含む意匠性向上 3)塗装部の耐久性改善、などのメリットが確認できた。
- 日本建築仕上学会の論文