6102 需要同期型生産への取組み : FA センサにおける受注生産業務設計と生産情報システム事例
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概要
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「需要同期生産」への取組みは、顧客満足重視の観点から、「商品仕様の多様化」をむしろ積極的に受け入れる一方、生産のすべてのリソース運営について、「ハイレベルなフレキシブル性」を効率的に実現することだと捕らえている。我々(オムロン株式会社汎用センサ事業部)は、この実現の姿として、「従来の数倍の多品種」を「すべての品種で短納期」で「従来のコスト以下」にて生産する「効率的な多品種少量需要同期生産」を目指しており、この生産システムをさして「受注生産」と呼んでいる。本論文では、オムロン株式会社綾部工場におけるFA用センサ生産での取組み事例を中心に、その論理構成の紹介と情報システムによるアプローチにちいて述べる。
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 2003-03-28