新案捩れ動力計に就て
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
捩れ棒の兩端にて相等しき單相交流發電装置を廻轉し、其端子間を電流が互に相打消し合ふ様に接續して廻路を作り、電流が捩れ棒の捩角と廻轉數との相乗積、即ち傳達動力に正比例する様にした動力計である。一方の發電機丈けの電壓を測定すれば廻轉數も讀める。電流計若くば電壓計を以て動力と廻轉數とを讀み調整と檢定とを敏活に行ひ得る事、設計に依り長き廻轉軸の兩端の捩角を測定し得る事等が本動力計の特長である。
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1930-07-18