中空正六面體の熱傅導 : 電気槽實驗に依る解
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概要
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中空正六面體の内外兩面の温度T_1,T_2が與へられた時に其の間を流れる熱量を求める爲に必要な係數を電気槽實驗によつて求めた。此の問題は、昭和6年10月末の應用力學聯合大會へ提出した著者の論文中にも一寸書いたがそれは略式の求め方であつて其時の目的のみにしか用ゐられないものであつた。本文は其後行つた正しい方法による結果の報告であつて、求めた係數を從來用ゐられる係數と比較して其の差が實用の範囲に於ても1割以上になる事を示した。
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1932-07-01
著者
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