即時皮内反応の特性(皮膚反応シンポジウム(1))
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概要
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Fundermental studies of intradermal reaction in the immediate type were carried out upon asthmatic patients, carriers of parasitic diseases and also normal subjects; 1376 persons in total. 1) The distribution of wheal diameter due to injection of antigen solution shows of bimodal charactor in general which is considered as a mixture of two different normal distributions from statistical view point. Accordingly, the distributions of wheal due to the antigen of Dirofilaria immitis gained from the mass survey of 1110 inhabitants in an endemic area were critisized per different age groups statistically, and the results show that the boundary between positive and negative reactions designed as 9 mm indicates to include 10% of the error determining the positive responce as negative tor vice versa. When the reactions less than 9 mm in wheal and more than 20 mm in erythema are adopted as positive, such reactions occupy 14% of whole positive reactions, and lost positive reactions shall be included in this cathegory. 2) The main cause of wheal and flare formation is considered as the reaction against the mobilized histamine due to the antigen-antibody complex in tissue. Accordingly, the size of reaction is much influenced by the different sensitivity to histamine per each person. And quantitative difference of antigen antibody complex is considered as less influence to wheal and flare formation. 3) There is a threshold value of positive skin reaction when a series of two fold dilutions of antigen is performed on the same subject. This value represents roughly the skin-sensitizing antibody titer. The formation of blocking antibody due to the hyposensitization therapy changes the threshold value toward hyposensitivity. This value decreases markedly, when the reagin formation is considered as decreased; for instance, the complete discarding of parasites from the carrier.
- 日本アレルギー学会の論文
- 1966-06-30
著者
-
伊藤 幸治
東大物療内科
-
石崎 達
東京大学医学部物療内科
-
石崎 達
獨協ア内科
-
梶野 宗幹
東大物療内科
-
井上 喜美雄
東大物療内科
-
井上 喜美雄
日本獣医大学
-
伊藤 洋一
予研寄生虫
-
阿久沢 実
久大医寄生虫
-
飯島 利彦
山梨衛生研究所地方病科
-
伊藤 洋一
山梨衛生研究所地方病科
-
阿久沢 実
日本獣医畜産大学寄生虫学教室
-
梶野 宗幹
国立相模原病院:横浜市立衛生研究所:国立予研:鳥居薬品研究室
-
阿久沢 実
日本獣医畜産大学医動物学教室
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