キク科花粉間における共通抗原性の検討(第1報)
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概要
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1.今回対象としたキク科花粉はブタクサ, ヨモギ, セイタカアワダチソウ, キク, タンポポ, オナモミ, デージー, コスモス, センジュギクで, 皮内反応, RASTによる相関から, キク科花粉としての共通抗原性が存在することが推測された.2.ブタクサとヨモギは共通抗原性はあるがmajor allergenではなく, mino allergenで共通しているものと思われる.3.セイタカアワダチソウはブタクサ, ヨモギと共通抗原性を有しているが, ブタクサよりもヨモギに近い抗原性を示した.4.ヨモギとキクは皮内反応, RAST, ウサギ抗血清に対する反応よりmajo allergenを共有しているものと思われた.5.一般に, 今回対象としたブタクサ, ヨモギ以外のキク科花粉はブタクサないしヨモギとの共通抗原性のために反応が惹起されているものと思われるが, オナモミ以外はブタクサよりもヨモギに近い抗原性を有しているものと考えられる.
- 1977-12-30
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