ヒートパイプ熱サイクルとその熱機関
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概要
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ヒートパイプの作動原理を拡張した新しい熱力学サイクルを提案し,このサイクルを用いた熱機関の特徴を議論した.このサイクルは作動流体の飽和液体と飽和蒸気の曲線で囲まれた領域で完結する二つの断熱変化と二つの等容変化で成り立つ.熱機関としては,熱シャッタという機構で機械的に蒸気凝縮による圧力変動をじゃっ起させることにより,低温度領域で,しかも低温度差(あるいは),低圧力差のもとで動作させることが可能である.
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1986-02-25