低クオリティ二相流用軸流タービンの研究 : 回転翼列の性能
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概要
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廃熱回収において,二柏流夕一ビンが熱効率面で他の方式と競争しうる最低限度のタービン効率は50%である.本報は220KWの単段衝動軸流復水式二相流タービンを580Kまでの貯槽温度の熱水で運転した結果について述べている.流体効率はクオリティ,流量,貯槽温度の如何によらず翼入口の液速度を増す方向に変化すると向上し,又高い背圧力でも同様であった.これらを考慮すると50%以上の効率をもつタービンが得られることを指摘した.
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1985-04-25