静止流体中で回転する球の層流境界層
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概要
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無限に広がる静止流体中で定角速度で回転している球のまわりの粘性流れ場を解析するために接合ADI法を提案した. この解法は流れ場を境界層領域と噴流領域とに分け, それぞれの領域にDavisの差分法[Davis, R.T., J. Fluid Mech., 51(1972), 417]を適用するものである. レイノルズ数100,400,1600の流れを計算し, 既存の結果と比較し本解法の妥当性を示した.
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1982-07-25
著者
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