角振動する翼列の後方流れ場に関する研究
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概要
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一様流中で調和的に微小角振動する翼および翼列の後方流れ場を,熱線風速計およびA-D変換器,大形計算機を用いた測定により求め,瞬時流れ場の変化を明らかにした.また,これらの結果から,流出うずの挙動に考察を加えると共に,動的な場合にもKuttaの条件が成立することを示した.さらに,粘性効果に及ぼす翼の非定常運動の影響について検討を加え,翼にはく離が生じない限り非定常性の影響は小さいこと,はく離が生じる場合の翼面境界層の応答遅れは一定の遅れ時間を持つ遅れ系でよく表すことができることなどを明らかにした.
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1980-08-25
著者
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