円筒コイルばねの応力解析
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概要
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コイルばねの発生応力に関しては, 古来多くの研究がなされている. しかし筆者の知る限りでは, ピッチ角(ねじり率)を正当に扱った論文はない. そこで本報告においては, Wittrickの式をもとに, ピッチ角の大きなばねに対しても有効な解析法を定式化し, また実験によってその妥当性を確認した. なおコイル外径側で主応力が最大になるという, 従来の通念を覆すような結果を得た.
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1982-11-25