有限要素法による歯元にき裂を有する歯車の応力解析とその強度評価への適用
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概要
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有限要素法を用いて,歯車の歯元の二次元応力解析を行い,最大引張応力を生じる位置にき裂が生じたとして,その先端における応力拡大係数K_IとK_IIを求めた.その結果通常のかみ合い荷重に対しては,開口形破壊モードが支配的であることがわかった.得られた応力拡大係数は,き裂の進展方向のシミュレーションや,き裂を有する歯車の許容荷重,残留寿命の推定に用いうることが示された.
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1979-04-25
著者
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本田 博
三井造船(株)
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本田 博
三井造船会社玉野研究所
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Conway Joseph
Pennsylvania State Univ. Department of Engng. Sci. Mech.
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