機械構造物における伝達関数推定の自動化
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概要
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この論文は危険構造物のボード線図から、その動特性を表す係数を自動的に予測する方法を述べている。その方法はデータ選択、同定の順序、同定繰返しの三つからなっていて、それらの方法は計算誤差を縮小するのに役立つ。データ選択に必要な基準角周波数ω_s をつぎのように誘導した。ω_s=mω_i+(1-m)f(ζ_i)ω_i実験のボード線図と同定結果に誤差が大きい場合、入力データに使用したデータ間隔と、上式にある係数mをフィードバックで自動的に変え、動特性の係数k_i、ζ_iを修正する。以上のことから、同定作業は容易になり、精度が向上し、同定に費やされた時間が減少した。
- 社団法人日本機械学会の論文
- 1981-06-01
著者
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