簡易解析法に基づく配管の不安定破壊挙動
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本論文では, 原子炉配管に生じた周方向貫通き裂の伝ぱ特性を検討するため, 配管試験体に対する荷重・変形関係に基づくき裂伝ぱモデルを作成し, 不安定き裂伝ぱ開始時のき裂伝ぱ量ならびに実断面応力を推定するための簡易解析手法を開発した. これより不安定き裂伝ぱに及ぼす力学的パラメータの効果を検討し, 実測値との比較により手法の妥当性を確認した. また設計応力条件下における配管の不安定破壊条件を推定した.
- 社団法人日本機械学会の論文
- 1985-03-25
著者
関連論文
- 繰返し漸増荷重を受ける炭素鋼配管の簡易き裂進展評価手法
- 5. 材料力学 5・4 破損事例と材料力学 (機械工学年鑑)
- 材料力学
- 原子力発電所の維持管理における規格・基準の重要性 : 電力不詳事に関し,維持規格の重要性を訴える
- 原子力発電所の維持管理における規格・基準の重要性(電力不祥事に関し、維持規格の重要性を訴える)
- オーステナイト系ステンレス鋼の延性破壊評価法の検討(破壊力学特集)
- 原子力維持規格におけるき裂状欠陥の評価と許容
- 第 3 部 (2) 軽水炉維持規格と欠陥の評価
- 814 原子力機器の欠陥評価基準
- 原子力配管の動的破壊試験とLBB(破断前漏洩)評価法の実証
- 簡易解析法に基づく配管の不安定破壊挙動
- 原子力施設の維持基準 : 策定の背景と規格の概要
- 軽水炉配管の破断前漏洩条件の解析
- 軽水炉一次系ステンレス鋼配管のLBB成立性評価に関する解析手法の開発