停留き裂の進展挙動に及ぼす過大応力の影響
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概要
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過大応力負荷直後の停留予き裂材の過小応力下のき裂進展挙動を観察し次の結論を得た.(1)いろいろな過小応力で破壊させる過大応力繰返し数および大きさの限界線を引くことができた.(2)上述の破壊線以下の過大,過小応力の組合せを数プログラム負荷とすると,全履歴の影響を受けてさらに高くなることがわかった.(3)上述の未破断領域の過大応力を間欠的に負荷すると,過小応力によるき裂進展量が増加し,または10^7回以内に破断に至る.
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1983-12-25
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