ロービングクロスFRPの疲労破壊過程に関する研究
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概要
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ロービングクロスFRPの片振り引張り疲労による破壊機構について簡単なモデルを用いて研究した.FRPの疲労は破壊には直接関係のない各種の微視的クラックの発生, 蓄積により応力伝達機能が低下し, 縦繊維内のひずみ分布のばらつきが増加して行く過程であり, ひずみ分布の変化は残留程度, 弾性係数の変化として現れる.その結果疲労の進行に伴い, σ-ε線図上で破断包絡線と呼ばれる線上に沿って材料の特性値が変化する.
- 1981-12-25
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