鋼のすべり摩耗の摩擦速度依存性に及ぼすふん囲気の影響(続報)
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概要
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本実験は,前報におけるふん囲気条件のうち,空気温度25%の条件を取り上げるとともに,さらに30℃の条件を付加し,加重をそれぞれ2.1,6.4,12.8kgとして,各ふん囲気条件のもとで実験を行うことにより,前報の結果に対する加重の影響を検討することを目的とした.その結果,一定ふん囲気条件のもとでは,加重の増加とともに,摩擦速度依存症を示す曲線は,ほぼ同じ最大比摩耗量の値をもって,低摩耗速度側にずれることがわかった.
- 社団法人日本機械学会の論文
- 1979-10-25
著者
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