ウオーム・ギヤ齒の當りの理論的考察
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概要
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ウォーム・ギヤは噛合關係位置が狂つた場合には理想的な噛合運動を行い得ない.この場合の齒の當りを理論的計算によつて求めようとするのが本論文の目的である.まず正規の關係位置のある場合の噛合線および噛合領域の計算法を導き,これを適用してあるウオーム・ギヤについて數値計算を行つた.次に中心距離が變化した場合の理論上の齒の當りを求めるために兩齒面間の隙間を計算する方法を導き,これを前出のウオーム・ギヤに應用して齒の當りの變化状態を理論的に闡明し,もつてウオーム・ギヤにおいては正しき取附けの極めて重要なることを強調した.
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1948-10-10
著者
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