I断面およびH断面をもつた連接棒の應力分布の研究
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概要
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I断面の軸部をもつた連接棒に圧縮力が作用したときの応力分布を光彈性実験によつて調べ, 応力の最大となる部分を明らかにした.次にこの最大応力が, I断面およびI断面部から端部への接続部の形状寸法または遊隙等によつて変化する状況を調査した.しかして最後に, 圧縮力に対して最も理想的な連接棒の形状は, H断面か, またはI断面でI断面の内側から端部への接続を大小2種の曲率半径の円弧で連続的につないだものであることを見出した.なお引張力が作用した場合についても, 遊隙およびI断面部の寸法と応力との関係を求めた.
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1950-11-05