窯爐内ふく射傳熱の理論
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概要
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工業窯炉においては, ふく射による傳熱が支配的であるが, その量は窯炉の幾何学的な配置, 炎の黒度および発熱面, 受熱面の黒度に関係している.著者等はその機構に関して基礎的な解析を進め, 一面から他面に直接到達するふく射量の分布fから, 幾何学的配置を代表する角関係(直接の到達率)Fを求める方法を明らかにし, 次にFを基礎として, 炎黒度を考慮した直接の到達率F^*, 次いで反射壁の存在を考慮した到達率F^^-, さらに発散面の黒度を考慮した到達率Fを求め, これを用いて総括吸收率φを求めた.これにより, 一般的な形の工業窯炉において有効に使用できるふく射傳熱の式[numerical formula]を導いた.
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1950-11-20
著者
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