(その3)各種軸受材料と各種潤滑油との組合せにおける境界摩擦に就て : 日本学術振興會第42小委員會における軸受の研究 : 材料、材料力学、弾性学
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概要
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完全油膜の出来てゐる状態より境界摩擦状態に移る点を、ホワイトメタル、青銅、ケルメット及びアルミニウム台メタルに就て油浴状態にて測定した。使用した油はテキサコ100番とスピンドル油並にスピンドルAホワイトの3種である。何れの場合にも荷重の増加すると共に臨界速度は上昇し、高荷重に於ては極めて大きくなる。油の温度が上昇すれば臨界速度は大きくなるが120℃位までは臨界速度一荷重曲線は大体並朽関係にある。ホワイトメタルの臨界速度は一般に低く、銅合軸受金のそれは一般に高い。アルミニウム台に於ては臨界速度一荷重曲線は温度の変化に依て非常に差が大きく去る。
- 1944-10-31
著者
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