浴室改造前後の入浴介助負担の変化について : 世田谷区立総合福祉センター住宅改造相談事業から
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概要
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本研究の目的は, 住宅改造前後での入浴介助者の介助負担の変化を調査することである。対象は世田谷区立総合福祉センター(以下センター)の住宅改造相談の依頼があり, 浴室改造を行った183名の介助者とした。方法は, センターで管理している記録から病名, 年齢, 性別などの一般的情報とアンケートにより浴室改造前後での移動能力変化, 介助内容の変化, 介助者が一番大変と感じている介助内容の変化および介助負担量をVisual Analog Scale(VAS)で数量化しその変化を調べた。VASによる変化では介助負担の有意な軽減を認め, またその他の調査項目においても浴室改造の有効性を示唆した結果となった。しかし介助量が増加したケースもあり改造を行う際は予後予測および十分な改造内容の説明が重要であると思われた。
- 2001-09-25
著者
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