アルツハイマー型痴呆 : 症候学序論
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
アルツハイマー型痴呆の症候学について概観した。症候は中核症状と周辺症状に 分類することができる。中核症状には, 記憶障害と失語, 失行, 失認,実行機能障害が含 まれる。一方, 周辺症状には, 気分障害や不安, 興奮, 妄想など, 多種多様な症状が含ま れる。本稿では, アルツハイマー型痴呆の国際的な診断基準の必須要項ともなっている中 核症状について論じた。個々の症状について, 具体的な症例を示して説明した。さらに, アルツハイマー型痴呆の神経病理学的所見に触れ, 中核症状と病理学的所見との関連につ いて説明した。
- 2003-12-25
著者
関連論文
- この症例をどう診るか 専門医300人に聞きました--症例提示と回答結果から (アルツハイマー型痴呆の診断・治療と患者・家族を考える--アルツハイマー型痴呆研究会 記録) -- (トラックセッション1 アルツハイマー型痴呆の診断と治療--実地診断と治療をめぐる最新の話題を考える)
- 軽度認知機能障害に対する薬物治療は適切か?
- アルツハイマー型痴呆 : 症候学序論