日本産オニジュズダニ属(ダニ目,ジュズダニ科)の1新種の記載およびカワリジュズダニの再記載
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概要
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京都市内のクスノキの落葉土から採集されたジュズダニ科オニジュズダニ属の1新種をEpidamaeus oharensis(オハラメジュズダニ:新称)として命名記載した.また,本種と近縁で北海道に生息するカワリジュズダニE.variabilis FUJIKAWA et FUJITA,1985を再記載した.前種は腹面に突起(Va, Vp)を有することと,歩脚毛の枝毛が細く短いことから後種と識別でき,さらに後種は近縁のE.grandjeani BUL.-ZACH.,1957と比較して,胴感毛が棒状で先端が丸いことと,後体部背板上の1対の毛(ps_1)に枝毛が認められることによって識別できる.
- 日本動物分類学会の論文
- 1992-12-25
著者
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