チタン合金とアルミニウム合金の超高速衝突による変形と材料特性の関係
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概要
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Hyoervelocity-impact experiments were performed on the titanium alloys and aluminum alloys to study relation between the crater configurations and the static material properties.The copper projectiles were accelerated by means of a two-stage light-gas gun at averagely 2000m/sec,and were impacted on the zero oblique specimens.The crater configurations(crater volume and mean crater diameter)were observed,and the relation to their static material properties(density,proofstress,elongation)were studied.As a result,several correlations between the deformation by the hyoervelocity impact and the static materisl properties were found,as follows. (1) The crater depth of the both materials was dependent on their density and proof stress, and was expressed by the next equation. A=37.8ρ_t^< 0.671>σ_< 0.2>^<-0.175> (2) The crater volume of the both materials decreased with an increase of the product of proof stress by elongation. (3) The aspect ratio of the crater of the both materials decreased with an increase of proof stress. (4) The crater configurations of the titanium alloys were different from these of the aluminum alloys. Decreasing the product of proof stress by elongation resulted in the increase of the mean crater diameter of the titanium alloys, whereas for the aluminum alloys, it resulted in the increase of the crater depth and the mean crater diameter, particularly the crater depth.
- 社団法人日本材料学会の論文
- 1990-07-15
著者
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松本 祐一
防衛庁技術研究本部第1研究所
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小出 憲司
(株)神戸製鋼所材料研究所
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小出 憲司
(株)神戸製鋼所 機械エンジニアリングカンパニー エンジニアリング事業部プロジェクト本部技術部
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中村 明
防衛庁 技研本部 第一研
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北川 喜久
(株)神戸製鋼所開発企画部
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中村 明
防衛庁技術研究本部第1研究所
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柏井 秀明
防衛庁技術研究本部第1研究所
-
高根沢 吉夫
防衛庁技術研究本部第4研究所
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間山 利勝
防衛庁技術研究本部第1研究所
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間山 利勝
防衛庁技術研究本部大研究所
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