Surgical Removal of Pineal Region Meningioma : Three Case Reports
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概要
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松果体部髄膜腫の3例を経験した。腫瘍がverum interpositumから発生した場合には両側の内大脳静脈、ガレン大静脈は上方へ圧排され、falco-tentorial junctionから発生した場合には下方へ圧排されやすい。長径約5cm以上の巨大な松果体部腫瘍の手術では片側または両側のoccipital interhemisheric transtenorial approachを行い場合によってはinfratentorial supracerebellar approachを追加すべきと思われる。長径約3cm以下の境界鮮明な松果体部腫瘍の場合は両側の内大脳静脈、ガレン大静脈が下方ヘ圧排されているときはoccipital interhemisheric transtenorial approachが適している。逆に深部静脈が上方へ圧排されているときはinfratentorial supracerebellar approachが最適である.
- 日本脳神経外科学会の論文
- 1995-08-15