Correlation Between Magnetic Resonance Images and Histology in Meningiomas : T_2-weighted Images Indicate Collagen Contents in Tissues
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概要
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40例の髄膿腫のMRI所見(特にT2強調画橡)とその組織所見とを比較検討した。その結果T2強調画像でfibrous meningiomaの6例中3例が低信号を呈し他のtypeと比べ信号値が低くなる傾向が認められ、その原因として組織中のcollagen量が関係していると思われた。そこでfibrous type 6例に開してcollagen量とT2強調画像との開係について検討を加えた。各組織のcollagen量はElastica-von-Gieson染色を施しcollagenの面積比をimage analyzerを用い算出することによってもとめた。その結果collagen量が高いほど信号値は低くなる傾向が認められた。以上より髄膿腫のT2強調画像所見にcollagen量か大きく関与していることが示唆された。
- 日本脳神経外科学会の論文
- 1995-07-15