Roentgenological Study of the Sagittal Diameter of the Cervical Spinal Canal in Normal Adult Japanese
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本邦正常成人における頚椎脊柱管の前後径をフィルム-焦点間距離1.5mで撮影した頚椎側面像で計測した。対象は男性505例 (15-84歳、平均46歳)、女性492例 (15-80歳、平均45歳)である。平均値は第4頚椎レベルで最小で、15.2±1、5mmであったが、第4、第5頚椎間には優位差を認めなかった。下限値は第4、第5頚椎レベルで12.2、12.3mmで、この値以下では頚髄症が発症する危険性が高いと考えた。男女差は男性が女性より平均0.8mm優位に広かった。年齢別に比較すると性差は無く、若年者で広かった。頚椎症性変化は50代で40.1%、60代57.7%、70代76.6%に認められ、男性に高頻度であった。後縦靱帯骨化症は2.1%に見られた。
- 1998-02-15
著者
関連論文
- Extraneural Metastasis of Intracranial Germinoma with Syncytiotrophoblastic Giant Cells : Case Report
- 380. Rathke's cleft cystの4例(脳・頭頸部III)(第35回日本臨床細胞学会総会学術集会)
- Primitive Neuroectodermal Tumor in the Spinal Epidural Space : Case Report
- Roentgenological Study of the Sagittal Diameter of the Cervical Spinal Canal in Normal Adult Japanese