二原千分子の高分解能スペクトル
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概要
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二原子分子スペクトル研究の歴史は古いが, 原子スペクトルと共に今世紀の初め量子力学形成に一役果した後もたえず着実な研究が進められ, 実験技術その他の進歩はこの分野に種々の進展をもたらした. 分光写真法は真空紫外から近赤外にわたる高分解能スペクトル研究のもっとも有力な手段として進歩してきたので, まずこれに関係した実験装置の現状を紹介する. 次にこの解説に必要な分光学特有の概念や記号を説明し, 最近の研究方向を示す一例として, リドベルグ項と非リドベルグ項の相互作用を取りあげ, これが複雑なスペクトルの解明にいかに役立つかを述べよう.
- 社団法人日本物理学会の論文
- 1971-04-05
著者
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