Handheld Computerによる周産期管理支援システムの構築
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概要
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産婦人科領域においてマイクロコンピュータシステムは,今やME機器の一つとして重要な位置をしめてきている. 今回スペースユーティリティの高い,ハンドヘルドコンピュータを用いて,周産期管理を行うシステムを構築した. 以下,本システムの特徴を示す. 1. 超音波断層装置から得られた諸計測値に対する妊娠週数の推定や,胎児体重の発育予測に,高次の曲線回帰式を用いた. 2. 胎児腹囲長を求める際にOttの式を用い,更に直線回帰式により実測値との間の誤差を少なくした. 3. データ入力等にともなうキー操作を最小限に抑えた. 4. 入力するデータ値を制限し,入力ミスを少なくし,入力ミスはスクリーンエディターにより訂正を容易にした.
- 社団法人日本産科婦人科学会の論文
- 1985-07-01
著者
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