早産の誘因及び早産兒の奇形と先天性疾患に就いて
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概要
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早産の誘因域は原因に就いてはF. Holtz, K. Hollos,岩淵等,庄司,田中等の報告,又最近ではH. Noack及びJ. Gleiss, William T. O Connell等の報告が見られ,子宮内の胎兒障碍に就いてはH.Noujoksの論文あり種々論議せられているが,兒の奇形及び先天性疾患に就いての報告は少なく,早産の一誘因としての此等の奇形,及び先天性疾患も勿論考慮さるべきであると思われる.早産兒の奇形に就いては最近H. Noackの報告がある.著者等は早産兒の頻度,死亡率を中心とした戦前,戦後に於ける統計学的觀察の報告を行つたが今囘諸誘因及び早産兒の奇形,先天性疾患に就き,.又此等を合併した早産兒の豫後,今次大戦前後に於ける推移に就き統計学的觀察を行つたので報告する. 早産兒の定義 今囘も前囘も報告同樣國際慣習に依る早産兒の定義に從つた.
- 1956-10-01
著者
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