^<60>Co遠隔照射法 (東芝製RI 117型による検討)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
近時^<60>Co遠隔照射法が婦人科領域にとり入れられ, その効果も次第に認められつゝあるが, 臨床的に確実に治療する為には, 使用装置について予め線量分布を検討しておく必要がある. 著者は東芝製RI 117型遠隔照射装置を使用する際に, 如何なる照射術式が適しているかを偏心振子照射法, 中心振子照射及び回転照射法更に固定照射法について検討した. その結果, 腔内照射を十分行いえない症例には回転照射が, 又腔内照射と併用する際には前後4門固定照射が有利であることが判明した. 腔内照射と遠隔照射を併用した時の骨盤内線量分布を求めた. ついで, 本装置による Tumor-Air Ratioを求めJohnsのそれと比較した. 又, 所属リンパ節の範囲を手術時に測定し決定した.
- 社団法人日本産科婦人科学会の論文
- 1964-06-01
著者
関連論文
- 子宮癌委員会 (昭和46年度各種委員会報告)
- 子宮頸癌放射線療法に於ける骨盤内主要点のレ線深部量並びに治療成績について
- 82. 岡大婦人科における卵巣充実性腫瘍
- 38. 岡大婦人科にいける子宮体癌の臨床
- 65. リンパ節造影による放射線感受性とその価値 (1 主題群 第6群 頚癌の放射線感受性の検査方法とその価値)
- 134. 子宮頚癌根治手術後の尿路合併症 : 特に尿管腟痩について
- 157. 一般病・医院における女性生殖器剔出物の臨床診断と病理組織診断の関係について
- 244. 子宮全摘11年後に発生した附属器絨腫の一剖検例 (III 完全症例報告)
- 127. 子宮啓癌術後(岡林術式)の術後合併症について
- ^Co遠隔照射法 (東芝製RI 117型による検討)
- 141.Co^遠隔照射及び小線源照射の線量分布について
- 141.Co^遠隔照射及び小線源照射の線量分布について