神経芽細胞腫術前診断及び治療手順について
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概要
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現在われわれの用いている神経芽細胞腫の治療手順を症例を中心に紹介した.1) 神経芽細胞腫の診断にあたってはVMA spot testが最も有意義な診断法である.2) 術前のすべての検査は手術を前提として最少限必要なものみを速やかに行うべきである.3)手術に際しては出来得る限り広範な切除が望ましい.4) 組織学的診断が行われるまでは化学療法, 照射療法は開始しない.5) 各Stageに応じた治療指針の確立が急がれる.6)腫瘍治療チームの結成は速やかな診断及び治療に不可欠である.
- 特定非営利活動法人日本小児外科学会の論文
著者
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Fisher John
Pediaric Surgical Service Boston Floating Hospital(tufts University School Of Medicine):pediatric Su
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木村 健
Pediaric Surgical Service, Boston Floating Hospital(Tufts University School of Medicine)