小児術後腸重積症 : 自験例5例を中心に
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概要
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During the past 5 years and 4 months, 5 patients (4 boys and 1 girl) developed postoperative intus-susception (POI) at Kagoshima University Hospital. The age ranged from 4 days to 10 months. POI occurred following colostomy (1 case) and closure of colostomy (2 cases) in anorectal malformation, antireflux surgery (1 case) for hiatus hernia and hepatic portojejunostomy (Roux-en-Y) (1 case) for biliary atresia. The common symptoms are abdominal distension, bilious vomiting, and increase nasogastic aspirate. Rectal bleeding occurred in only one patient with ileo-colic intussusception. The symptoms occurred 3 to 11 days after the initial surgery. The site of intussusception was ileo-ileal in 4 patients and ileo-colic in one. The ileo-colic intussusception was successfully reduced by pneumatic reduction method. One of 4 cases with ileo-ileo intussusceptior who required operative management, was needed resection of strangulated ileum because of mucosal necrosis During the same period, 495 cases excepting for cases with postoperative intestinal obstruction underwent laparotomy at our institute. The number of postoperative intestinal obstruction (POIO) was 26 cases. The rate of POIO in laparotomized cases was 5.25% and that of POI was 1.01%. POI accounts for 19.2% of POIO. Ninety percent of POIO developed the symptomes more than 30 days after the initial laparotomy. On the other hand, all of 5 cases of POI developed the symptoms within 2 weeks after the initial surgery. POI should be suspected in children with signs of bowel obstruction in the early postoperative period and the prompt surgical management prevents bowel resection.
- 特定非営利活動法人日本小児外科学会の論文
- 1990-08-20
著者
-
下野 隆一
鹿児島大学小児外科
-
野口 啓幸
鹿児島大学小児外科
-
秋山 洋
鹿児島大学小児外科
-
高松 英夫
鹿児島大学 医学部 小児科
-
田原 博幸
鹿児島大学医学部・歯学部附属病院 小児診療センター小児外科
-
義岡 孝子
鹿児島大学医学部附属病院腫瘍学講座腫瘍病態学
-
池江 隆正
鹿児島大学大学院医歯学総合研究科小児病態制御学
-
義岡 孝子
鹿児島大学分子細胞病理学
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