GW法による半導体のバンドギャップ計算
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概要
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第一原理で準粒子の励起準位を求める計算手法の一つであるGW法は,通常の局所密度汎関数法では得られない,バンドギャップなどの物質の励起を伴う光学的性質を予言する有望な手法である.計算機の進歩は近い将来,この方法をそういった研究分野の標準的なツールにすることであろう.本稿ではGW法の概略を概観し,半導体物質のバンドギャップを求めたこれまでの応用例や最近の研究,またその応用範囲について紹介する.
- 社団法人日本物理学会の論文
- 2000-02-05
著者
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