結晶の転位と塑性ホモロジー
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
4000年前に起った石器から金属器への移行は塑性が物理の対象となったのは, やっと75年前に「転位」の概念が生まれてからである. 転位を張力のある"ひも"と見做し, 結晶の周期性を表すPeierlsポテンシャルの上に置くことによって, 鉄など体心立方金属の塑性がよく理解される. 一方, Siなど半導体結晶の塑性を記述する一般的な関係が経験的に求められているが, 物理的な理解は十分でない.
- 社団法人日本物理学会の論文
- 1998-11-05
著者
関連論文
- 23aY-9 結晶塑性における一般則と予測性
- 結晶の転位と塑性ホモロジー
- 超微小硬さ試験法の開発とその材料評価への応用
- 材料力学と力学物性 : 木に竹をつなぐ
- 2次元パイエルス・ポテンシャル中のらせん転位の運動