電子衝突による原子分子の励起と光放出
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概要
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原子・分子の励起過程・励起状態の測定といえば, 通常, 電子分光や分光学的測定を思い浮かべることになろう. しかし, この10年来, 電子・光子同時計数法や, レーザー励起原子からの超弾性散乱電子分光法が用いられるようになって来て, 原子衝突に関しては, いわゆる完全測定または, これに近い実験が行われるようになった. ここでは, これらに関する実験を中心に紹介し, 原子衝突研究の新しい一つの流れを展望する.
- 社団法人日本物理学会の論文
- 1983-08-05