ガモフ・テーラー型巨大共鳴状態
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概要
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今から20年も前に予言されていたガモフ・テーラー型巨大共鳴状態が最近発見されました. それは, 原子核の, 中性子を陽子にかえ, 更にそのスピンも反転させて励起される集団運動状態ですが, その発見は, 当初予想もしていなかった新たな事実を明らかにしました. この集団運動状態における核子以外のバリオンの自由度の必要性や, パイオン凝縮等との関係を, 歴史を振り返りながら解説してみたいと思います.
- 社団法人日本物理学会の論文
- 1982-08-05