アジア物理学会について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
最近, 南アジアの人たちが「アジア物理学会」を組織した. 我々日本の物理学者がこれにどう対応すべきであろうか? 恐らく百人百様の考え方や方策が出てくることであろう. しかし日本物理学会としてはたった一つの対策しか採れないにきまっている. そういう大切な決定を下すための準備を兼ねて, 近隣の地域の物理学者たちと我々との関係につき日頃考えていることを記して, 積極的・建設的な論議の一助としたい. 次いで, このアジア物理学会についての歴史的経過およびそのさいSingaporeの物理学者から提案されているInternational Topical Conferenceについても述べる(日本側と設立者側のこと). 最後に, 我々がどうすべきかを論じたい. なお,本文中の略語については表を掲げておくので参照されたい.
- 社団法人日本物理学会の論文
- 1982-04-05
著者
関連論文
- 第23回IUPAP総会 (1993年3月, Atlanta) の報告
- Importance of Physics in Modern Society
- 「1953年の理論物理学国際会議開催」と小谷先生 (「小谷正雄先生の物理学への貢献をふりかえって」)
- IUPAPについて
- 平成元年度科学研究費補助金審査報告
- ICFAとICFA Seminar on Future Perspectives in High Energy Physics
- 日本物理学会について想う
- アジア物理学会について
- 原子核と素粒子との間 : その古典期とmeson factoryの話を中心に II
- 原子核と素粒子との間 : その古典期とmeson factoryの話を中心に
- 原子核研究将来計画の内容(物理学研究の将来計画に関するシンポジウム)
- parity非保存の問題 : 素粒子論における新しい可能性について
- 中間子
- 原子核の殻構造について