原子核の高スピン状態
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概要
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原子核における高スピン状態に関する最近の発展・話題を, 特に核構造の理解に重点をおいて解説してみる. これは, 重イオン加速器の建設とあいまって, 過去10年の間に新しく急速に発展してきた分野であり, 原子核という有限個の量子力学的多体系が, 従来とは桁違いに大きな角運動量をもった時どのように振舞うかを, いろいろな角度から眺めるものである.
- 社団法人日本物理学会の論文
- 1982-11-05
著者
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- E.J. Konopinski: The Theory of Beta Radioactivity, Oxford Clarendon Press, 1966, 403頁, 16×24cm, 4,500円.
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