化学反応の経路と速度(<特集>原子分子過程としての化学反応)
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概要
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化学反応という現象は, 一口で言うと, 化学物質の生成・消滅の過程を総称するものである. これを理論の観点から眺める場合, 結局は素反応の仕組みと速度をできるかぎり普遍的な立場から理解し予測する方法の追究に専念せざるをえない. それには量子化学・衝突論・統計熱力学の手法を併用することが有用のようである. それが実際どの程度にまで有用であるかという現状を, なるべく単純な分子の反応について, しかし可能なかぎり一般性を保ちながら, 化学の言葉で概説してみることが本稿の目的である.
- 社団法人日本物理学会の論文
- 1981-02-05
著者
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